ひつじの魔法使い
長野本社 総務部のTです。
先日、主人の実家へお邪魔したとき、普段からモノづくりをしているお義姉さんに勧められて、
羊毛フェルトのマスコット作りに挑戦してみました。
先日、主人の実家へお邪魔したとき、普段からモノづくりをしているお義姉さんに勧められて、
羊毛フェルトのマスコット作りに挑戦してみました。
綿のような羊毛をパーツごとの形に軽く丸め、先端に細かいギザギザがある針を刺していくと、
そこに繊維が絡まり、だんだんと固まって形が出来てくるという仕組みです。
地道ですが作業自体は簡単なので、無心になって手を動かす時間がとても心地良いです。
お義姉さんは他にも、フェルトでバッグや帽子などを作り、
お義母さんも羊毛から紡いだ毛糸で靴下などを編んでいます。
最初は何の形にもなっていない羊毛が、見た目も手触りも異なるまったく別の物に姿を変えていく。
初心者の私から見たら、まるで魔法のようだなんて思ってしまいますが、
それでも、数多く作っているがゆえに「次の柄はどんなものにしよう、毛糸の色は......」と、
色々頭を悩ませることもあるとのこと。
やはり、何もないところから作品を生み出し続けるというのは難しいことなのですね。
日々、新しいアイデアを出して、時間をかけて形にしていく。
そういった手間と時間がかかっているモノほど、手にしたときの温かみがいっそう感じられる気がします。
はじめて作った羊毛ネコは、なぜかうつむいたまま直りませんが、それもなんだか可愛く思えてきてしまう。
もうすっかり羊の虜です。