趣味
こんにちは。AICSサテライトオフィス・ディレクターの T. K.です。
数年前から趣味と健康維持を兼ねスケートボードをしています。近くの公園やスケートパークに行くのですが、派手にクラッシュすることも多く、却って健康を害しているのではと最近疑い始めています。
スケートボード(スケボー)といえば2020年の東京オリンピック種目にも選ばれ、にわかに注目を集める競技です。しかしその歴史は古くありません。
1960年代、サーファー達がすり鉢状のプールから水を抜き、サーフの練習用にと始めたのが発祥と言われ、70年代には多くのトリック(技)が生まれました。現在のスケートボード競技の原型が完成したのもこの頃だと言われています。
中でも基本的なテクニックが「オーリー」と呼ばれる、いわゆるジャンプ技です。
スケボーの登竜門とも言われ、あらゆるトリックがこの技を基本に派生するため、初心者には必須のテクニック。自転車ならば補助輪なしの走行。ギターならばコー ドの"F"のようなものでしょう。
習得にはそれなりの時間と練習量が必要になりますが、一度出来てしまえば、それまで出来なかったのが不思議なくらいあっさりとメイク出来るようになります。
技の名前はトリックの生みの親、アラン・ゲレファンドのニックネームから来ており、その後も彼は多くのトリックを生んで現在のボードトリック発展に多大な貢献をしました。
パークに行けば、さまざまなスケーターが楽しみながらトリックを磨いています。イチから始めるにはハードルが高いスポーツですが、彼らの練習風景を眺めるだけでもちょっとしたショーを見た気分に。
パークに足を伸ばした際は少しだけ練習を覗いてみてはどうでしょう。長野市では南長野運動公園、三才の北レクが有名です。
大人のスケーターもレベルが高く感心しますが、ちびっこ達がワイワイ滑っている姿もかわいくて見ていて楽しい気持ちになれます。