"自称"コピーライターが思うこと
長野本社第2クリエイティブ局のコピーライターUです。
皆さんは、コピーライターと聞くと糸井重里さんや仲畑貴志さん(古い?)を思い浮かべる方も多いと思いますが、お二人のようにコピーライターとして表舞台で活躍できるのは、ほんのひとにぎりの人たちです。
しかも、コピーライターには資格というものがないため、自分のレベルを知る術もなく、地道に経験を重ねていけばコピーライターになれるというものでもありません。
かく言う私も、随分と長くこの仕事をしていますが、未だに勉強不足を感じることが多々あります。
振り返ってみると、前職ではキャラクターの制作やグッズの企画開発などの仕事に携わっていましたが、デザイン以外に何ができるのだろうと考えていたときに、ABLE DESIGN でコピーライターを募集していることを知り、「国語が(も)好き」という理由だけで転職を決めました。
しかし、いざ入社してみると、コピーライターの仕事にお手本などなく、想像力を膨らませて、書いては消すの繰り返し。国語辞書や百科事典をひっくり返し、図書館へ足を運ぶこともあり、すべてが手探り状態でした。
そして、やっと自分のペースで仕事ができるようになった頃、人生の折り返し地点を過ぎ、時代は令和になりました。((( ;゚Д゚)))
今、自分がコピーライターとして、どの地点にいるのか見当も付きませんが、結婚式のリーフレット制作では「可愛い花嫁さん」、ファッションビルのタブロイド制作では「おしゃれな女性」、保育園のパンフレット制作では「優しいお母さん」、そして時には男性や老人に憑依して、"その人"の心の言葉を文字や文章にするこの職業は、なかなか面白いものです。
私にとっての着地点は、まだまだ先だと思っていますので、これからも、いろいろな人に"憑依"して、共感を得られるようなコピーを書き続けていきたいです。
~追伸~
時間があれば"カフェ巡り"を楽しんでいます。
画像は、東急プラザ銀座6Fのカフェラウンジ「数寄屋橋茶房」。
この日は、銀座の街を眺めながら一人でランチ(旦那と息子はアキバ)。
右下の画像は、屋上にある「KIRIKO TERRACE」。無料で利用できます。