真夏のピークが去った
長かったお盆休みが明け、仕事モードになかなか戻れないAICSサテライトのSです。
台風10号が直撃した影響で半年前から楽しみにしていたライジングサンロックフェスティバルに参加できず悔しい思いをしたり、
その代わり京都に行って初めて五山の送り火で盛大にご先祖様を送ることができたり、
甥っ子が初めて自転車に乗れた瞬間に立ち合えたり。なんだかんだで素敵な夏になったわけです。
そんな中、この季節になると、どこからともなく流れてくる音楽があります。
フジファブリックの「若者のすべて」
ボーカルの志村さんが29歳のクリスマスイブに突然亡くなるなんて思いもしない頃から大好きで、この曲も満員の通勤電車に揺られ流れていく街を眺めながらよく聴いていました。
今でも彼の歌はバンドメンバーが歌い継ぎ、先日ついに志村さんの夢だった某有名音楽番組に出演を果たしており涙が止まりませんでした。
彼が亡くなってしまったあの日から今年で10年だそうです。
自分よりも5つ年上だった志村さんをとっくに追い越し私ももう30代半ば。
あの頃想像もしていない未来に今いるわけですが、誰しも病気や自死、突然死などでいついなくなってしまうかわかりません。
ディズニー映画「リメンバー・ミー」でも語られているような死者の世界があり、誰の記憶にも残らない2度目の死が待ち受けているとしたら。。。
小さなことは気にせず、死んだあとも人の心をほんわか幸せにできる何かに関わっていきたいなと気持ちを新たにしつつ、間違いなく志村さんは死者の世界では長生きだな~なんてことを思うのでした。