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伝統工芸を学びに

長野本社 第2クリエティブ局デザイナーの H.K です。

先日、地元の飯綱町から電車で約3時間の距離にある、塩尻市木曽平沢に友人と行ってきました。

今回の目的は、伝統工芸である木曽漆器を識ること。
それというのも、現在長野県デザイン振興協会で木曽漆器をテーマにした
デザインコンペが行われているため、参加するにはまずは本物を見ようと思い、出かけてきました。

木曽平沢には漆器を販売している店舗が幾つもあり、
その中の何店舗かにお邪魔して質問させて頂きました。
抗菌性があったり、塗装がはげたり割れたりした場合でも修理できたりと
漆器には色々と良い所があるようです。
実際に手にとってみると写真とは違って色味や手触り、
木製だからこその軽さだったり暖かみも感じ取れました。

他にも、木製の漆器だけで無くステンレス製の物を販売していたり、
なかにはガラス製の漆器を専門に売っている店舗もありました。
ガラス製の物は透明感もありとても綺麗でした。
なんでも、ステンレスやガラスに漆を塗るには通常とは違った技術が必要との事。

半日間だけしかいれなかったのですが、やはり実物を見ながら話を聞く事はいいですね。
事前に調べてはいたものの、常に漆器に関わっている人からの話は、
制作過程の細かい部分まで教えていただき、とても参考になった一日でした。

木曽平沢には、事前に予約をすれば漆塗りが体験出来る場所もあるので、気になる方は一度体験してみてはいかがでしょうか。
また、近くの奈良井宿までは漆塗りのレトロな無料バスが運行しているので、その際は利用してみてください。

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