高3の夏・・・
長野本社 クリエイティブ局のM.T.です。
様々なイベントの中止や延期が相次いでいますが
なかでも戦後初の春・夏の甲子園大会の中止は、野球ファンの私としても、
とりわけショッキングなニュースでした。
甲子園を目指してきた球児達を思うと、やりきれない思いでいっぱいです。
更には高校生活の思い出作りのひとつでもある"修学旅行"さえも中止や延期となった学校もあるとのこと。
新型コロナ......本当に憎っくきヤツです!
ところで高3の修学旅行と言えば皆さんはどちらへ行かれましたか?
今どきは海外も当たり前!
しかも2泊・3泊どころではなく"一週間の旅"も珍しくないようですね~
なんともゴージャスでうらやましいかぎりです。
私の高3の修学旅行はと言うと......実は行っていません。。(戦時中ではありません!)
......というか修学旅行自体が無い高校だったのです。
私の故郷は「北アルプスの玄関口」とも言われる地だけあって
修学旅行に替わる、その名も「全校登山」が高校生活最大の夏の行事でした。
1年生から3年生までそれぞれ己の体力にあったコースを選ぶのですが
総決算である3年生の夏、私は燕岳~槍ヶ岳の縦走コースにトライしました。
道のりは確かに険しかったのですが、鋭く尖って見える槍ヶ岳山頂は案外広く
3180mの頂上に立ったときの感動は今でも忘れられません。
下の色あせた写真は懐かしのアルバムから引っ張り出した仲間との1枚です。
今は登山でさえも自粛の対象になっていると聞きます。
山に限らず美しく豊かな自然と、自由にふれあう事ができ
再び「観光地信州」の賑わいを取り戻す日が来る事を、ひたすら願う今日この頃です。