アタフタ母ちゃんの事件簿
AICSサテライトオフィスの T.N.です。
長野ではコロナの影響も落ち着き、学校も通常登校が始まりましたね。
その最中、先週高校生の息子が自転車で正面衝突をしたと、本人から朝の忙しい時間に連絡が...。
「え!? 車と?人と?相手の人は大丈夫?どこへ迎えにいくの?」
などなど、、、アタフタ母ちゃん、質問だらけ。
「とりあえず学校に居るから迎えに来てよ」とのこと。
まあ事故った現場から学校まで自転車に乗れたのだから大したケガじゃないだろう...と母ちゃんは学校へ向かった。
学校に着くと、足を引きずって、指が2倍に膨れた息子が保健室にいた。
話を聞くと、自転車同士の正面衝突だったと、お互い無事だと言い合いその場を去ったと。
名前も何処の学校かも分からないと、、
おいっ!アタフタ母ちゃん、あきれてつっこむ!
更に詳しく話を聞くと、通りすがりの運転手さんが自転車と自分を学校まで運んでくれたらしい。
「えーーーーー!?バスの運転手さん?タクシー?名前は?」
またまた、、、アタフタ母ちゃん、質問だらけ。
案の定その人の名前も聞いてないと...。
おい。おいっ!!アタフタ母ちゃん、またあきれてつっこむ!(2回目)
そして息子を病院へ連れて行くと、指骨折と足の打撲と診断された。
「しばらくは、学校まで送迎ですね」と外科の先生。
......お??い??。アタフタ母ちゃん、脱力...。
その後あらためてお礼の電話をしたいが、どこに電話すればいいんだ?!
思い当たる地元のバス会社にかけてみると...ビンゴ!
ちょうど、その運転手さんが電話をとってくれた!
アタフタ母ちゃん、勘は鋭い!
運転手さんは事故の一部始終を見ていたそうで、
息子は左側通行で交通ルールを守っていたが、相手の子は右側通行で衝突した。
お互い思春期なのか、大丈夫と恥ずかしそうに確認して、その場は別れた。
しかし、息子は明らかに動けなそうだったので、車で学校の近くまで送って行った。
お客さまとの約束時間があったので、最後まで見送ることが出来ず気になっていた。と、伝えてくれた。
なんていい人なんだ!朝の忙しい時間、渋滞だったであろう通勤ラッシュ。
見て見ぬ振りをする人が多い中、、通りすがりというだけで息子だけではなく自転車まで。
アタフタ母ちゃん、涙が出るよ!
長い間コロナでゆったりとした生活を送っていたのですが、久しぶりのバタバタ。
重い身体を動かすのがやっとこでしたが、人の優しさに触れられることができ、心が暖かくなりました。
通りすがりの優しい運転手さん、ありがとうございました。