TOTO
AICSサテライトWEBチームのU.Y.でーす。
「TOTO」というバンドをご存じですか?
先日クライアント様とのメールのやり取りの中で登場してきた懐かしい名前。
中学の頃(70年代後半ですな)、フォークソング・ニューミュージックが大好きだった私を洋楽の世界へ引っ張り込んだバンドであります。
ベストヒットUSAという洋楽番組のオープニングで、「TOTO」という文字がパタパタしていました。あれは3rdアルバムのジャケットでした。
AORやウェストコーストのおしゃれな音楽ムーブメントの先駆け的バンドで、「アフリカ」や「ロザーナ」を収録した4枚目のアルバムでがその年のグラミー賞を席捲したのです。
メンバーがスタジオミュージシャン集団であり、ありとあらゆるアーティストのレコーディングに参加しています。
バンド名の「TOTO」もTOにTOを重ねることで「全て」を意味しており、「俺たちはジャンルにこだわらずどんな音楽でもやったるでー」という意気込みでもあります。
JAZZの巨匠、マイルス・デイビスのアルバム参加や、有名なところだと「ウィー・アー・ザ・ワールド」のバック演奏は、実はTOTOであります。
またギタリストのスティーブ・ルカサーはマイケルジャクソンの「今夜はビート・イット」を楽曲提供しており、面白いことに何故か楽曲内でベースを弾いています。(ギターを弾いているのはエディ・ヴァンヘイレンですが・・・)
時代とともにメンバー変更や脱退などを繰り返し、ビアダルサイズのおじーさんになってもまだ活動を続けているんですよ。
日本にはほぼ毎年のように来日してコンサートしています。
ほとんどザ・ベンチャーズ状態です。
でも何故か気になっちゃうんですよね。
気持ちがあの頃に戻るってことでしょうかね。
いつも思うのですが、日本人ってこういった過去の人的なミュージシャンを異常なまでに大事にしますよねー。
演奏していてきっと気持ちがいいのでしょう―ね。