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ライブの価値

長野本社・クリエイティブ局の W. E.です。

新型コロナウイルスの脅威によりこの数カ月間、
大好きな映画やライブにもなかなか行けない日々が続いていますが
先日とうとう映画館に行ってしまいました。
そうです、歴代興行収入2位(12/7現在)を記録しているあの映画を観に...。

ちょうどコロナが騒がれ始めた3月ぐらいから、我が家にブームがやってきて
息子に引きずられるままに鬼の沼にはまりました。
先にコミックスで読んでいた息子のネタバレに「全集中の呼吸」で耐え、
いまか、いまかと待つこと数ヶ月...。
頭に浮かぶ「自粛」「三密」などの言葉に目をつむりつつの鑑賞となりました。

噂通り、映画はアニメで観ていた以上の迫力と熱気で一瞬たりとも目が離せず、
クライマックスにはむせび泣き...。
感想はこのひとに尽きます。「いや?良かった!」。

「俺は俺の責務を全うする」「己の弱さに打ちのめされようと心を燃やせ」などの
まっすぐな熱い台詞の数々には本当に心を動かされました。

その後、感動を引きずったままの私は、宿題をやらない息子に
映画さながらに「心を燃やせ!」と熱い台詞で尻を叩き、かなりうざがられています...。

今後はコロナ以前の世界に戻ることはないかもしれませんし、
動画配信のサブスクや音楽ストリーミングが主流になる、と言われて
実際そうなってきている事も肌で感じています。
しかし、やはり映画は映画館で、音楽ならばライブで観るに勝るものはないなあ、
と改めて実感しました。

コロナ禍の息苦しさを一瞬でも忘れさせてくれるひとときでした。

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