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小さなキッチン菜園

長野本社・クリエイティブ局の K. N.です。

ステイホームでおうち時間が多くなった昨今、家の中で楽しめるちょっとした趣味を2021年の年頭からスタートしました。それは、料理中に出た野菜のくずを水に浸しておくことで、もう一度野菜を再生させる「水耕栽培」です。

毎年暮れにお正月用のきんぴらを作るのが自分の1つの習わしになっており、今回の材料としては、紅色が目に鮮やかな金時人参と、独特の香りと歯ごたえのある牛蒡とで作ってみました。
お正月近くにならないと、なかなかお目にかかれない金時人参、切り残したヘタの部分をそのまま捨てるのももったいないと考え、水を張った浅い豆皿に入れて毎日水の管理をしながら経過観察をしています。やってみるとこれが意外とおうち時間を豊かにしてくれることに気がつきます。より楽しげに観察出来ないかとフィギュアと組み合わせたりもして、フィギュアのスケールと比べながら成長の変化を楽しんでいます。

水耕栽培を始めて1週間後くらいに、人参の茎を切り落とした痕の脇の成長点から小さな葉っぱが現れ始め、4週間目くらいから高さ5センチほど、5週間目で7センチというペースで育ってくれました。
冬の寒さや日陰の多い我が家の厳しい室内環境の中でも適応し、穏やかな成長を見せてくれることに、野菜のもつ生命力の強さや、環境への柔軟性を直に感じさせてくれています。

ちなみに、巷ではこの野菜のヘタや根っこを水につけて再生させる事を「リボベジ(リボーンベジタブル)」と呼ぶそうです。ネットでは、今回やってみた人参の水耕栽培の他にも大根のヘタや、青ネギ・豆苗などの根っこを水に浸けて栽培する方法や、再生後に食す情報などがいろいろと紹介されていました。どれも気軽に始められるのと、栄養価の高い葉を料理に手軽に使えるというのがメリットだと思いました。

無事に食せるまでの過程を楽しみながら(水環境をとにかく清潔に保つのがポイントとのこと)、小さなキッチン菜園の中でさらに小さな生命の変化を見つめたいと思っています。

皆様もいろいろと充実したおうち時間が過ごせますように ...

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脱炭素へのアクション

2021年10月15日より、エイブルデザイン本社(長野市)が使用するすべての電力を
100%再生可能エネルギー由来の電力に変更しました。

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