雨男がゆく。晴れの日のひととき
長野本社クリエイティブ局のM.T.です。
先日の晴れた休日に、この春新たに生まれ変わった
長野県立美術館に足を運んでみました。
建物のコンセプトは「ランドスケープ・ミュージアム!」
善光寺や周囲の山々などの自然景観との調和を目指したとのことですが
最新の建物越しに、歴史の深い善光寺に繋がる眺めは
なんとも不思議なコントラストを醸し出していました。
館内は様々なゾーンに区切られており、
その中のひとつ「水辺テラス」という屋外のエリアでは
1日に数回、水面に「白い霧」が立ちこめるのですが
こちらはその名も「霧の彫刻 」というアート作品の一つとのことで
霧でさえも芸術と化してしまう幻想的な雰囲気に包まれた空間でした。
敷居が高いと思われがちな美術館ですが
こちらはとても開放的で企画展・コレクション展を観覧する以外は
無料で入館が可能な上、かなりのゾーンを自由に見ることが出来るようです。
まだまだ遠くに出かけるのもためらいがちなこの時期ですが
身近で新しいスポットの周辺を"ぶらっ"と散歩しがてら
芸術に触れてみるのも、また乙なひとときでした。