自由なアートの旅
長野本社 総務部のTです。
先日、大町市で開催中の「北アルプス国際芸術祭」に行ってきました。
昨年は新型コロナウイルスの影響で1年延期し、今回、会期を見直すなどの対策を講じての開催となりました。
さまざまなアーティストが制作した37の作品が大町市内に配置されていて、マップを頼りに鑑賞したい作品を自由に巡ります。
作品の近くには芸術祭のロゴが入った旗や看板などが置かれ、町全体で芸術祭を楽しんでいる雰囲気が感じられて鑑賞前から早くも心が躍ります。
そしていざ作品の目の前に立つと、発する熱量のすごいこと!
実は義姉が参加するチームの作品も展示されていて、そちらの鑑賞が第一の目的。それに加えて、日頃のお出かけ不足による不満解消にも期待をしていまして。
そのため、現地に向かうまでに私の期待値は爆上がりしていたのですが、それを易々と上回るほどの作品のエネルギーにワーッと圧倒されてしまいました。
今までだって人並みに美術館などにも行って芸術というものに触れてきたはずなのに、なんというかこの、直接感情に訴えてくる感じ。
いろんなことを考えさせられて、いろんな気持ちが動かされる感覚でした。
アートに触れるって体力が要るんですね。
あとで振り返るために写真もたくさん撮りましたが、この感覚や感動だけは実際に足を運んでみなければ得られないものだったなぁと、時間が経った今でもずっとホクホクしています。
アーティストの表現の仕方も多種多様で、その作品を観る人の受け取り方や楽しみ方も人それぞれで良いのが、アートの面白いところなんだよなぁ...と、つくづく思いました。
芸術祭は11月21日まで開催中です。
1日ですべての作品を巡るのは難しいので、私もまた時間を見つけて、未だ見ぬ感動に圧倒されに行きたいと思います。