江口寿史イラストレーション展「彼女」
長野本社クリエイティブ局のコピーライター U.M.です。
4月3日(日)、晴天。長野市の北野カルチュラルセンターで開催中の「江口寿史 彼女展」を見に行く。可愛い女の子を描かせたら右に出る者はいない江口氏(先ちゃん)だが、漫画家としての彼は、原稿を落とす、未完結の作品多数、今ならコンプライアンスに引っ掛かりまくりの内容...と、なかなかのクセ者である。
そんな彼のイラストレーターとしての作品を間近で見られるうえ、4月2・3日は在廊という情報を入手したため、開場の20分前に到着する。
開場となり、1階の作品を鑑賞していたところ、先ちゃんらしき人物がトイレに行くのを目撃!トイレから出てきたところを「見てほしいものがあって...」と突撃し、先ちゃんが手掛けた30年前の週刊スピリッツ巻頭カラーのスクラップと綴じ込み付録のアイロンプリントを見せる!「なつかしい」と先ちゃん。「(アイロンプリントは)もったいなくて使えなかったんです」と言葉を交わしたところで、先ちゃんは関係者に連れていかれてしまった...。
ご本人のツイッターに、購入した本やグッズにサインをしますと書いてあったので、とりあえず最新のイラスト集を購入し、2階、3階の作品をじっくり鑑賞&撮影(なんとすべて撮影OK!)。しかし、先ちゃんは姿を表さず、12時まで待って再会できなかったら諦めて帰ろうと思い、とりあえずトイレ...に行ってる間にサインの行列ができてる~(汗)!あわてて最後尾に並ぶも13時から取材があるため、先ちゃんは一旦退出するとのこと。15時から再開するらしいが、そこまでは待てない。13時までに私の番が回ってくるのかメッチャドキドキしながらその時を待つ...そして、ついにキター!
もう興奮しすぎて、先ちゃんにサインの名前を聞かれ「〇」「〇」「〇」です!とアホみたいにはっきりと伝える。「今度はこのアイロンプリントを着て来ます」と言ったら、「多分、劣化しているから上手くうつらないと思うんだよね」と言われ「ダメですかね~」と私。それを聞いていた関係者が「これ展示されていましたよね?」と声をかけてきたので「1階にありました!一緒に飾りますか?」と変なテンションの私。
さらに、巻頭カラーのスクラップに目を止め「これはどこかに収められていましたっけ?」と関係者。「〇〇〇に載ってる」と先ちゃん。「文学作品がこんなに可愛い作品になっていたのでとっておいたんですっ!」と舞い上がっていたら、サインのみならず、ロングヘアの女の子のイラストまで描いてくれてるよおぉ!私の目の前で、私のために、先ちゃんがペンを走らせてくれている!!!感激!!!
さらに「『可愛い女の子を見ると手に入れたいと思うより、その子になりたい』と書いてありましたが女の子になったら何がしたいですか?」と聞くと「女の子ができること(女の子じゃないとできないこと、とは言っていなかった)」と先ちゃん。「着飾ったり、メイクしたり?」「そうだね」。...って、着飾ったりメイクしたりは女子じゃなくでもできるじゃん!なにしょーもないこと聞いてんだよ!私!
そしてイラストが描きあがる。「かわええぇ!」。「あとはいいですか?」と言われ、巻頭カラーのスクラップにもサインしてもらう。「家宝にします!」。さらに「握手はダメなんですよね?グーならいいですか?」と押しまくり、グータッチ!最後にツーショット写真にも収まっていただきました~!
「は~!こんなにドキドキしたの久しぶりだわ~!」
帰りの道中も、帰ってからも興奮が収まらず、寝るまで気分がふわふわしてました。もちろん作品はどれも素晴らしかったですよ!皆さんもお近くに「彼女展」が来たら、ぜひお出かけください!