「うえだ城下町映画祭」
本社のW.Y.です。
2週続けての映画ネタになりますが・・・、
先日、長野県上田市で開催されていた「うえだ城下町映画祭」に行ってきました。
1997年から始まったこの映画祭は今年26回目で、地元(上田市)ロケ作品をはじめとする日本映画の上映と、映画関係者のゲストトーク、自主制作映画コンテストなどを行うことで、映画関係者と市民の交流や上田地域における映画を中心とした映像文化の振興を図ることを目的として開催されています。
今年のメイン会場となっている上田映劇(写真)は、1917年(大正6年)に上田劇場として開館。2014年に公開された、劇団ひとり原作・監督映画『青天の霹靂』のロケはこの劇場などで行われ、上田映劇の建物は劇中で「あさくさ雷門ホール」として一部を改装して登場しました。しばらくの間はロケ地となったことを記念して、撮影の際に建物正面に設置された「あさくさ雷門ホール」の大看板はそのまま残されていましたが、今は取り外されていて元のさみしい感じに戻りましたが、なんともレトロなところが私は好きです。
今回は一日だけの参加でしたので、上田市内がロケ地となった短編作品3本と、『きさらぎ駅』や『夕凪の街 桜の国』『彼らが本気で編むときは、』の上映とゲストトークを観覧してきました。永江二朗監督が同行する『ロケ地巡りツアー』には参加出来ませんでしたが、朝から1日、趣のある映画館で地元で撮影された映画を堪能し、久しぶりに映画三昧の心地良い時間を過ごせました。
海外の話題作やアニメ映画も好きですが、日常や非日常を鋭い感性で切り取って製作された日本映画は本当に面白いです。若い方も多かったですよ。
帰りには、お約束の『じまん焼き』もゲット。
また来年も行きたいと思います。