皆さんこんにちは。AICSサテライトのU.Y.です。

国内、海外にかかわらず、わが青春時代のミュージシャンの訃報が続いておりショックを受けております。
中でも「ジェフ・ベック」と「エディ・ヴァンへイレン」は70年代～80年代にかけて活躍したギターヒーローであり、バンド小僧のあこがれそのものでした。

今どきのバンドサウンドでいえば「ヴォーカル」「ギター」「ベース」「ドラム」「キーボード」などの編成で、とりわけ「ヴォーカル」の良し悪しで売れるか売れないかが決まるといっても過言ではないと思いますが、彼らのギターテクニックの前では「ヴォーカル」は"添え物"（と言っては失礼ですが・・・）になってしまうので不思議です。
例えばエディが所属していた「ヴァンヘイレン」というバンドは、＜デイヴィッド・リー・ロス＞→＜サミー・ヘイガー＞→＜ゲイリー・シャローン（エクストリームVo）＞→＜デイヴィッド・リー・ロス（出戻り）＞と癖の強いヴォーカルが何度か入れ替わりましたが、バンドとしての強い個性は失われることなく、ライブツアーでは必ず10分近いギターソロがデフォルトとなっておりました。最後まで「ヴァンヘイレン」であり続けました。

テクニックはもちろん、誰にもまねできない彼らの「味」とか「癖」がたまらないのです。

今はもう残された音源や映像を見て、その偉大さを感じるよりほかに道無しです。

時代とともにギターヒーローと呼ばれる存在が「去り行く」もあり「生まれてこない」ことにも一抹の寂しさを感じる今日この頃。
国内では布袋さん、チャーさんなどのおっさん勢、あとはMIYAVI？
海外ではとんと聞かなくなりました。