額装の魅力
AICSサテライトのT.K.です。
趣味でデッサン画を描くのですが、最近は額装の魅力にハマっています。
もともとは用紙だけでファイリングしていましたが、妻の勧めで1枚だけ額装してみたところ、
雰囲気が変わり格調まで高くなったように見えて額装の面白さに気が付きました。
たまたま市内に額縁の専門店があったので、ほかの絵にも額装しようと見てみることに。
多種多様な額縁を見るだけでも楽しいのですが、絵に合うのはどんな額縁だろう、と迷う時間がとても充実していました。
いくつか買ってみたものの、家でセットしてみると......意外と合わない。
何と言ってもサイズ感。額縁やマットの余白感に難があり、既に描いた絵では額縁となじまないことが判明しました。
とは言え、サイズ感をカバー出来ればとても雰囲気が良くなりそうだったので、
額縁に合わせて絵を新たに描き下ろすことにしました。
これは逆転の発想だと自分では思うのですが(プロの方には当然なのかもしれませんが)
額縁に合わせて絵の構図や題材を決めるのはとても理にかなっているように思います。
仕上がりが想像しやすいし、何と言ってもプロダクトとしての仕上がりがとてもハイクオリティ。
額ってすげーや。と、製品の力で自分の絵がレベルアップする様子を楽しみながら、休日は絵を描き溜めています。
今では余分に買った額縁の箱がどんどん部屋の隅に積み重なっていくので、
早く絵を描かなければ...と売れっ子画家のような謎の焦燥感にかられながら、それなりに絵を楽しんでいます。