庚申講
こんにちは、長野本社のMTです。
皆さんは庚申講(おかのえ様とも言います)をご存じでしょうか。
庚申の日に人間の体内にいるという三尸(さんし)の虫という虫が寝ている間に体から抜け出して、天帝にその人間の悪事を報告しに行くのを防ぐため、庚申の日に眠らないで青面金剛(せいめんこんごう)を祀って宴会などをする風習です。
その庚申講もコロナ禍により延期となっておりましたが、5年ぶりに開催する事となりました。
昔は60日に1回まわってくる庚申の日に行われていたそうですが、今は年1回近くの飲食店で行います。
庚申仲間も隣組ではなく江戸時代頃から続く庚申組のようで、昔は地区内に数組ありましたが、現在は高齢化と代替わりにより私たちの組だけとなってしまいました。
酒を酌み交わしながらたわいもない話をするだけなのですが、この風習をもう少し続けて行ければと思っております。