いいとこどり
長野本社のT.Aです。
私は本が大好きで、普段から小説や漫画をよく読んでいます。
10~20代の頃は主に漫画と、家にあった小説を読み漁っていました。
漫画に至っては図書館でも借りて読み、友人からも借りて読み、漫画漬けの日々でした。
それから一人暮らしを始めて、30代になり...
今までの勢いは何だったんだろうなというくらい
漫画を読まなくなりました。正確には「買わなくなった」というべきなのか。
理由は単純で、狭い部屋の空間を本でかなり圧迫されていたため。
これ以上増やすと自分の居場所が無くなる...という危機感が働いたのが大きいです。
さらにここ数年ではコロナがやってきて、本屋に行く機会が激減...。
買いたいけど増やせない、本屋に行けない、ああつまらない...
と思っていた時に利用し始めたのが電子書籍でした。
何千冊もの電子書籍が読み放題のサブスクリプションを利用し始めて
すぐに漫画や雑誌の新刊が読めるようになったのがとても魅力的でしたが、
それ以上に良かったのは、物理的に本が増えなくなったことで
部屋の収納に余裕が生まれたことです。
「電子書籍、すごい!快適!」とすっかり夢中になっていたのですが...
どうしても紙の本じゃないと満足できない本というのも存在するんです。
長年愛読している漫画の新刊と、大好きな作家さんの小説、読み込みたい実用書などは
「紙をめくって読んでいる」感をどうしても味わいたくて、買っています。
電子書籍は気軽に沢山の本を読むことが出来て本当に便利ですが、
1冊の紙の本を手に持ち、重みを感じて、手でめくってストーリーを追うあの感覚には
かえられないなと、しみじみ思います。
「今回の新刊、分厚くて読み応えがありそう!」というワクワク感も紙の本ならではです。
最近は本屋にときどき通いつつ、電子書籍のサービスでおすすめされた本を読んでみて
読書の幅を広げるのが楽しみになっています。
電子と紙のいいとこどりをしながら、
これからも沢山の本と出会いたいと思うこの頃です。