
面白いと思った時からがはじまり
長野本社のH.Aです。
最近すごく面白いなと思ったことがあったのでお話しします。
みなさん、英語って得意ですか。
私は本当に大の苦手な分野で、中学で英語が始まった時からずっと... もう10何年も前です。
一度つまずいてしまうとその気持ちは簡単には晴れず、
大人になって、社会人をしばらくやってきた今でも学ぶのはかなり億劫に感じてしまい、
いまだに気合いで読んでいます。(分からない時はGoogleレンズで)
そんな私は、3年くらい前からポツポツと洋楽を聴くようになりました。
もともと音楽は大好きで、聴くジャンルはもっぱら邦楽ですが、
一度しっかりハマるとずっと聴いてしまい、特定のアーティストを飽きずに延々聴いていたり。
「この曲好き!」となるポイントは、メロディーもそうなんですが、
何より歌詞とアーティストの想いが、自分の価値観や生き方と共鳴したとき、お気に入りの曲に変わります。
そんな私にとって洋楽は「歌詞のわからない音楽」として興味の湧かないものでした。
しかし、大人になって多少音楽の趣味も変わってきたところで、
たまたま好きな邦楽アーティストがおすすめする洋楽の一曲を聴いたところ、するすると洋楽に興味が沸くように。
歌詞は正直分からないけど、メロディはなんかいいな。という純粋に音楽を楽しむ気持ちで、
それまで英語が苦手な気持ちのまま避けてきた洋楽にも、好きな曲やアーティストが出来ていきました。
そして最近、とある洋楽アーティストにのめり込んでいるなかで、いよいよ、
「しっかり歌詞を知って、さらに曲の理解を深めたい」衝動が起こり、
ついに英語の歌詞と日本語の対訳が載っている歌詞カード付きのCDで聴いてみました。
その中のとある曲のとある歌詞の部分で、「Crushed」という単語が出てきました。
クラッシュ... ぶつかるとか、壊れるとか?と思いつつ、歌詞も「潰されて」で、
でも自分の知っている綴りじゃない単語だなぁ... とその時はそのままでした。
数日後、ぼんやりSNSを見ていると、
たまたま「Crash と Crush とClash の違い」を紹介している投稿を見つけました。
(本当に偶然で、若干怖くもなりつつ)
3つの違いは簡単に以下のようなものでした。
Crash:硬いものが大きな音を立ててぶつかって潰れる
Crush:柔らかいものを押しつぶす・夢や希望が砕け散る
Clash:金属同士が音を立ててぶつかる・意見をぶつけ合う
このとき、「あぁ、だからあの歌詞は"Crushed"なのか!」と気づき、
とたんに面白さで体も心も躍りました。
**以下引用**
Let down and hanging around(失望させられてだらだら過ごすだけ)
Crushed like a bug in the ground(虫けらのように踏み潰されて)
****(radiohead - Let down)
きっとこれは"Crush"の2つの意味を含んだ歌詞なんだとわかった時、
「英語って面白いじゃん...」という気持ちとともに、
英語につまずいて嫌いになっている中学生の自分に教えてあげたくなりました。
