アジアファニシングフェア2021を視察して来ました
クライアントである馬場家具様のブース制作をお手伝いしたのでAFF(アジアファニシングフェア2021)という家具系のイベントへ行ってきました。
展示会に行く事が久々でどのような感じかと思いましたが、ソファやベッド等の大物家具ブースはマテリアルブースと比べると人は少なかったように感じました。ただ過去の来場者数を調べてみると、AFF単体ではそこまで大きくは変わっていないようです。
今回、弊社でブランド構築に関わっているBABAKAGUブランドをベースに全体デザインをつくり、そこにSDGsのコンセプトを盛り込んだ形で行っています。
ブースをしばらく観察しますとSDGsに対応する素材(ヴィーガンレザー・人工のヌバック生地)で作られたソファに対して多くの人が反応しており、SDGsに対する関心の高さが伺えました。特に若い世代のバイヤーが多い印象でした。
言ってしまえば「合成皮革」なのですが、使用されているヴィーガンレザーの質感がかなり高く、かつアニマルフリーという事で、ソファ自体の競争力に加えプラスアルファにSDGsの部分が強みになっているようです。
隣のブースの出展内容で、ヴァーチャル空間に3Dモデリングを様々な企業から集めてレイアウトし、家やマンションを購入する方にインテリアコーディネーターや建築家から家具込みでの家づくり・部屋づくりを提案するプラットフォームというものがありました。日本ではどの商品でも3Dモデルデータ化が進んでおらず遅れているようです。これから盛り上がる(かもしれない)メタバースに組み込まれる可能性もあり、VRや3Dに対する知見が急に必要になりそうです。